[日記・コラム・つぶやき]
年表ブランディングのすすめ
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書店に行くと、自分史を書き込むタイプの日記帳が多い。私も何度か買って試したが、いまいち気持ちが乗らない。結局、書棚の隙間を埋めているだけである。
しかし、私の場合は、日記に、ブログやメルマガに書く内容をメモするというネタ帳の機能を持たせてからは、結構続いている。手帳や日記帳や仕事用のノートなどに雑然とではあるが・・・。面白い話を聞いてズボラをしてメモらなかったばかりに、メルマガでその話を書けないなんてことになると悔しくて仕方がない。
しかし、つい数年前までは、毎年毎年、挫折してきた。今年こそはと決意した元旦。翌日には友人とのドンチャン騒ぎにかまけて、日記帳を開かない。一日抜けると、思い出すのも億劫になるし、「いま現在」のリアルな感情を書くのが良いのに、「昨日は、え~と・・・」と思い出しながら書く日記ほどつまらないものはない。そうやって日記帳はわずか数日分書き込まれただけでうち捨てられてきた。
そう考えると、アウトプットせねばならない目的があるからインプットが継続する、という事が分かる。
この2,3年のブログブームもその法則に照らすとよく理解できる。
ブログは、元々、研究者が同僚のパソコンやデスクに貼っておくポストイットの代替物として開発されたらしい。重要な連絡事項をポストイットにメモして貼っておく。風で飛んでいくこともあろう。だったら、データベースとして蓄えていき、かつネットワークを利用して、他人からもブラウズすることができる仕組みを作れば良い! となったのだと聞いた事がある。
今や、主婦や学生までもが日記帳代わりにブログを活用する時代。
しかし、おそらく、毎日何千何百というブログが登場して、何千何百というブログが同時に消滅していっていることだろう。
媒体は変わろうとも、「アウトプットへの喜びがインプットを促す」という法則は不変だからだ。
そこで、だ。
「年表ブランディング」がオススメである。
歴史偉人の研究者になったつもりで、自分の年表を自分で作るのだ。
しかし、日記のように一人称で書いてはいけない。あくまで、研究者として客観的な文章で書くことである。そうやって自己をいったん突き放すことによって、文章表現に工夫をしたくなる。つまり、読み手を意識するようになるのだ。読み手を意識した文章は、独りよがりな日記とは異なり、継続する。
例えば、土佐日記の紀貫之や明治時代の文豪の日記などを思い出して欲しい。彼らはここまで自分の日記が世の中で読まれる事は想像していなかっただろうが、しかし、少なくとも、読み手を想定した文章にしている。
それに比べて、現代。
「自己を客観視して自己の存在意義を世間に問う」
「世間からの評価や信頼が継続の糧となる」
この法則が変わる事はないのだろう。
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