個独化ブランディングの手引き VOL.1
「個独化」という改革戦略
[3:修養編]
個独化ブランディングの手引き VOL.1
「個独化」という改革戦略
[3:修養編]
皆さまのワンクリックで、これからも「英雄ブランディング」をご支援下さい。(ご関心のあるテーマを選んでクリックして下さい)
--------------------------------------------------------------------
独自性があること、独自性を主張すること
ある経営者の新規事業計画書を見てとても驚いたことがありました。
「顧客第一主義」「技術の研鑽とサービスの徹底」「あらゆるターゲットに最高のサービスを」。
数十ページある計画書のどこにも、「スペシャルでユニークなこと」が書いていない。社名さえ変えればどこでも使える事業計画書だったのです。
一般に、「独自性を主張する」とは「誰にでも当てはまる一般的な特徴を独自性と名付けて自慢すること」と理解されている場合が多いようです。
初対面の経営者に「貴社はなにが得意?」と質問して返ってくる答えは決まって同じ。
「やっぱり価格ですかね!」「そりゃうちは老舗ですから・・・」。
明確な「売り」で勝負しておられる経営者は、意外と少ないんです。もともと、その業界の人間だったから、とか、その世界の人脈は強いからといった程度の特徴でしか、自社の事業特性を語ることができない・・・。
差別化するためのポイントがまったくない。ましてや、個独化を指向できるわけがありません。
ビジネスの枠組みが大きく変わろうとしているいま、マーケティングはとても大切ですが、本当の意味での「独自性」が理解されないことには焼け石に水。どんな会社でも言いそうな一般的な特徴の羅列は、潜在顧客にとっては「独りよがりな宣伝」に過ぎません。
例えば、秦の始皇帝はなぜ史上最も有名な皇帝として後世に知られるようになったのか?
それは、彼の残虐性が理由ではありません。
彼の事業がすべて「個独」だったからです。
個性的で、独自的。
個独・・・。
まず、呼び名からして個独的。
それまで、各国の最高権力者は「王」でした。しかし、彼はすべての王を倒したわけです。
王を凌駕した存在である自分が王のままではおかしいということで、学者に命じて、皇帝という名称を創りました。しかも、一番最初に皇帝を名乗ったのだから、始皇帝だというわけです。
彼のこのネーミングセンス一つとってみても、ブランディングをしっかり理解していたのではないかと思いませんか?
他にも、単位(度量衡)を統一したり、文字を統一したり、途切れ途切れだった長城を全部つなげて万里の長城を作り上げたりと・・・。
やることなすこと、史上初で、いまだに真似されていない。真似されたのは、皇帝という呼び名ぐらいのものです。しかし、始皇帝という呼び名は彼以外の皇帝は使うことができない。
始皇帝の例は大げさにしても、ビジネスにおいて、
・それまで誰もやったことがない
・それまで誰もその業界ではやったことがない
・それまで誰もそのやり方(製造工程・提供手法・価格・デザインetc)ではやったことがない
・それまで誰もそんなネーミングをしたことがない
というポイントを自社の事業・商品の特徴として組み込むことができれば、「個独なビジネス」として世間に認知されるようになるはずです。
まず、マスコミにしても、特許にしても、「新規性」と「独自性」が取り上げられる条件ですから、個独化という課題をクリアしなくては、誰の目にも留まることはできないのです。
歴史に学ぶと、マーケティングにおいて修正点が見つかるという効用があるのです。
だから、歴史を勉強しましょう!
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/82694/9535600
この記事へのトラックバック一覧です: この記事のトラックバックを表示する:

クリック!


コメント
僕の誕生日は、11月16日です。坂本竜馬が死んだあくる日にうまれたようです。今日マスイ君の記事をよんでいて初めて知りました。
ウチのブログにもきてね。
投稿者: よしたか (2006/04/20 6:46:56)